こんばんは、メイドです。「GEN東西ジョイントコンサート」のご報告をさせていただきます。 梅雨の真っ最中ですが、本日は晴れて良かったです。 多くの皆様にご来場いただき、感謝しております。
第一部の演奏は、藤原盛企さんでした。
エチュードop29-17(F・ソル)、 3つのメキシコ民謡より第二番 (M.M.ポンセ)、 バレンシア組曲(V.アセンシオ)、 アルハンブラの想い出、マリーア(F.タレガ)、 チェロ組曲№3よりクーラント (J.S.バッハ)、 ハンガリー幻想曲op65-1(J.K.メルツ)、 タランテラ(M.C.テデスコ)
春が来たような温かみのあるソルの曲から始まり、ポンセも癒すようでした。 バレンシア組曲では、バレンシアの街路樹でもあるオレンジや、祭りの風景や、海の香りを感じました。 「タランテラ」の意味は、こんな説があります。 本当に蜘蛛に刺された人が踊ってるみたいな、激しく迫真にせまる演奏でしたね。うう~
第二部はゲストの林祥太郎さんでした。
スペイン・セレナーデ(J・マラッツ)、盗賊の歌、聖母の御子(カタルーニャ民謡)、 マジョルカ、朱色の塔(I.アルベニス)、 暁の鐘(E.S.デ・ラ・マーサ)、 グラン・ソロ(ソル)、 ファリャの主題による幻想曲 (F・ガスイ)
スペイン・セレナーデが始まったら、急に夏になった感じがしました。もうスペインはピーカンなんでしょうか? スペイン留学経験のある林さん、音色からしてスペインの風が吹いているようです。
暁の鐘では、トレモロが空に響く鐘の音を表現していましたが、アルハンブラの想い出だとトレモロは宮殿の泉から湧き出す水のイメージですね。おもしろいです。
最後のガスイはフラメンコ調の曲でしたが、一人でギターもカンテ(唄)もバイレ(踊り)もやってるというか、なんかもうすごい曲でした。足でリズムを取ってるかと思えば手を叩いて叫ぶし、ご自分のほっぺたをまるでカスタネットかタンバリンのように叩いて…痛いかもです!
GENコンサートは秋にも頑張りますので、よろしくお願いいたします。