こんにちは。 先日のGENコンサート、たいへん楽しかったですね。 人にとって「ぜいたく」とは一体なんなのか? ずっと考えながら聴いていました。
第一部はGENの堀内裕行さんの演奏でした。 バッハBWV1002よりサラバンドとブーレ。 ゆったりと心地よいです。
スカルラッティ、アルベニスやグラナドスのスペイン曲など。 音にとても深みがあり、時間の流れを感じます。 異国の人々の明るい話声や、おだやかな風、ゆっくりと湾を進む舟、土地の香り、情熱。
(人によっていろいろ感じ方は違うと思いますが、船旅をしながらブランデーをいただいているような、ぜいたく感です。)
第二部は、横浜から来て下さった伊原鉄朗さんの演奏でした。 雲の間から光が差し込むようなさわやかなオープニングです。 タレガやジュリアーニなど、有名な作曲家の明るく華やかな曲を、おしゃべりを交えながら演奏してくださいました。伊原さんが何か言うと、会場がどっと沸きましたね。お茶目な方です。
美しく技巧的にもおもしろい曲がたくさん、お客様はドキドキしていたようです。
(クラシックコンサートのはずが、ライブハウスのように楽しい…)
コンサートが終わってみると、酔って踊って、ぜいたくな旅から帰ってきたような気分になっていました。不思議な事ですね。
~~~おまけ~~~
宝塚教室の裏で育つ子猫、ずいぶん大きくなりました。 今日はもう鳴き声が聞こえないので、どこかへ移動したのでしょう。 寂しいです。
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